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伝統技術

soko

構想をもとに、原寸大の紙に線描図案を描くことを草稿といい、衣装づくりの重要な土台となります。絵柄には、花鳥風月はじめ四季折々の風物の絵柄や伝統柄、吉祥柄など様々なものがあり、あらゆる資料を参考にしながら、イメージを具体化します。


norioki

下絵にそって、筒に入れた糊を絞り出して生地に置いていくことを、糸目糊置きといいます。これは、染色の際、隣り合う色が混ざらないようにするためのもので、糊が堤防の役割を果たします。指先で調整しながら物を置く技のレベルにより、完成度に差が生まれます。


irosashi

友禅の工程として広く知られる彩色の仕事で、糊の内側に筆で染料を挿していきます。色の調合や配色、ぼかしの表現には、職人の感性が生かされるため、センスと卓越した技が必要になります。染料のにじみを防ぐため、電熱器で温めながら仕事が行われます。


kinsai

染め上がった生地に、アクセントとして金や銀の箔、金粉などを接着する技を、印金、金彩といいます。糊を置き、箔をのせて接着させた後、余分な箔を掃き落とします。染めや次の刺繍との調和を考えながら施すことで、上品な仕上がりになります。


shishu

金彩と同じくアクセントとして施される刺繍は、一本の針と多彩な糸を使って、模様を表す技で、なかでも京繍(きょうぬい)は1200年もの歴史を有しています。配色や技法によって個性や写実的な図柄も表現でき、衣装に一層の華やかさを加えます。

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